患者様の病態や体質、ライフスタイルに合わせた治療

東洋医学的なアプローチでは、現れている症状だけでなく、体質なども考慮した上で処方が決まります。そのため、より患者様に合わせた治療が可能になります。

風邪や胃腸炎などのウイルス性疾患、食欲不振、下痢、過敏性腸症候群、冷え、月経痛、月経前症候群、疲労感や倦怠感、体力低下など。幅広い複数の症状をまとめて解消できる可能性がある点が漢方薬の利点の1つです。

漢方薬が力を発揮するシーン

1. 検査上の異常が無いため西洋医学では病気と認められない場合
   （冷え、肩こり、むくみ、足つり、体力低下など）
2. 西洋医学の治療で一時的には治るが、症状を繰り返す場合
   （頭痛、月経痛、不眠など）
3. 西洋医学の治療では効果が不充分もしくは副作用や後遺症が大きい場合
   （更年期障害、がん術後、妊娠中など）

自然素材で身体に優しい

使われているのは自然素材ですし、長い年月を経て洗練されてきた処方ですから、安心感があります。

効果がスピーディに得られるものも

漢方薬は何ヶ月もかけて徐々に体質を変化させるものというイメージがあると思いますが、実際には服用して数時間以内に効果が実感できるものも少なくありません。
当院では患者様がお困りの症状をできるだけ早く改善することも重視しています。

西洋医学にははっきりと効果のある治療法がたくさんありますが、症状の改善に結び付きにくいケースもあります。そうした場合に漢方治療が効果的なケースはよくあります。
特に漢方では患者様の体質などに合わせて処方を変えることでオーダーメイドの治療を行います。
西洋医学と東洋医学のどちらにもメリットがあるからこそ、組み合わせることでよりよい結果に結び付きやすくなります。一般的な西洋医学の治療を受けて、かなり治ってきたけれど、もうひとつすっきりしないといったお悩みがある場合も、ご相談ください。